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はじめに
心肺蘇生法は、だれかが突然、呼吸停止、心停止、あるいはそれに近い状態になった時、その機能を回復させ生命を維持しようとする方法です。
心肺蘇生法の基本的な手順は、
①意識の有無の観察
↓
②気道の確保
↓
③正常な呼吸の有無を確認
↓
④胸骨圧迫
↓
⑤AEDの使用
という流れで行われます。
ここでは「倒れている人がいる」という想定で、これらの手技についてみていきます。
ちなみにAEDとは、心臓の筋肉がけいれんをおこし、心臓から血液を送り出せなくなる心室細動などの致死性不整脈に対して電気ショックを与えることで、正常な心臓のリズムを取り戻そうとする医療機器で、日本語では「自動体外式除細動器」といいます。
駅や学校、役所、スーパーマーケット、銀行などさまざまなところに設置されていて、一般の人にも使えるように音声メッセージに従って操作できるようになっています。
などが確認でき、病気やけがをした人を
救急隊員や医療機関に引き渡すまでの
基礎知識として最適です。