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肥満や糖尿病の原因となる高血糖。血糖値を上げるブドウ糖とは何か? |
体を動かすエネルギーのもと、ブドウ糖
私たちの体にはおよそ60兆の細胞があり、脳や筋肉、肝臓、心臓などの器官に高度に細分化されています。そして、それらが活動するために欠くべからざるものが、エネルギーです。
そのエネルギーの主要な原料であるブドウ糖は、もっとも効率的にエネルギーに変わるだけでなく、大脳など中枢神経系では、唯一のエネルギー源になっています。
ブドウ糖は、主に炭水化物が消化・分解されて作られます。 私たちは、炭水化物を米、パンのほか、フルーツや野菜、牛乳、ヨーグルト、豆などを食べることでとり入れています。
食べた炭水化物は、唾液や膵液に含まれるα-アミラーゼという消化酵素によって切り離されて二糖類(単糖が2つ結びついたもの)になり、小腸でα-グルコシダーゼという消化酵素によって、単糖類であるブドウ糖になって体内に吸収されます。
吸収されたブドウ糖は、血液の流れに乗って肝臓に向かい、一部がグリコーゲンとして肝臓内に蓄えられます。
そのほかのブドウ糖は、脳、筋肉、腎臓などの細胞に運ばれ、細胞内でエネルギーの原料となります。さらに、エネルギーとならなかった過剰分は、筋肉や脂肪に蓄えられます。
急激な血糖値の上昇が、肥満や糖尿病の原因に
肥満も糖尿病も、食物を食べたあと、血液中にブドウ糖が急激に多くなることが主たる原因になっています。そのため、どんな糖質(炭水化物)を摂るかが問題になります。
すべての糖質は単糖が結びついたもので、結ばれ方によって、単糖類、二糖類、多糖類に分かれます。
しょ糖を代表とする二糖類は単糖が2つ結びついているだけなので、体に入るとすばやく分解され、血糖値も急上昇します。一方、多糖類は多くなると数千もの単糖が結びついています。そのため、ゆっくりと分解され、ブドウ糖量の増加もおだやか。結果として、急激な血糖値の上昇を避けることができるのです。
私たちの体にはおよそ60兆の細胞があり、脳や筋肉、肝臓、心臓などの器官に高度に細分化されています。そして、それらが活動するために欠くべからざるものが、エネルギーです。
そのエネルギーの主要な原料であるブドウ糖は、もっとも効率的にエネルギーに変わるだけでなく、大脳など中枢神経系では、唯一のエネルギー源になっています。
ブドウ糖は、主に炭水化物が消化・分解されて作られます。 私たちは、炭水化物を米、パンのほか、フルーツや野菜、牛乳、ヨーグルト、豆などを食べることでとり入れています。
食べた炭水化物は、唾液や膵液に含まれるα-アミラーゼという消化酵素によって切り離されて二糖類(単糖が2つ結びついたもの)になり、小腸でα-グルコシダーゼという消化酵素によって、単糖類であるブドウ糖になって体内に吸収されます。
吸収されたブドウ糖は、血液の流れに乗って肝臓に向かい、一部がグリコーゲンとして肝臓内に蓄えられます。
そのほかのブドウ糖は、脳、筋肉、腎臓などの細胞に運ばれ、細胞内でエネルギーの原料となります。さらに、エネルギーとならなかった過剰分は、筋肉や脂肪に蓄えられます。
急激な血糖値の上昇が、肥満や糖尿病の原因に
肥満も糖尿病も、食物を食べたあと、血液中にブドウ糖が急激に多くなることが主たる原因になっています。そのため、どんな糖質(炭水化物)を摂るかが問題になります。
すべての糖質は単糖が結びついたもので、結ばれ方によって、単糖類、二糖類、多糖類に分かれます。
しょ糖を代表とする二糖類は単糖が2つ結びついているだけなので、体に入るとすばやく分解され、血糖値も急上昇します。一方、多糖類は多くなると数千もの単糖が結びついています。そのため、ゆっくりと分解され、ブドウ糖量の増加もおだやか。結果として、急激な血糖値の上昇を避けることができるのです。
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