ポケットメディカ 健康レシピ

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3 ごはんは酢の物や常備菜と一緒に
お酢に含まれている酢酸は、食物を胃から小腸に送りだす時間を遅くする働きがあります。そのため消化を遅くし、GIを下げると考えられています。実際、白いごはん単体と比較し、白いごはんと酢の物を同時に摂取した場合、顕著に低値を示しています。
 常備菜に多く含まれる食物繊維にもGIを下げる働きがあります。食物繊維は「水溶性」と「不溶性」の2つに分類されますが、両者ともそれを加えることで、食事全体の消化を遅らせ、急激な血糖上昇を抑えます。
 食物繊維は穀類、豆類、くだもの類、野菜類、海藻、きのこ、こんにゃくに多く含まれています。食物繊維を多く含む野菜の望ましい摂取量は1日350gですが、実際には平均で280g程度しか摂取できていません。
 なかでも、働き盛りの年齢層における不足が指摘されています。糖尿病や高血糖の方は食物繊維の多い常備菜を利用し、食後の急激な血糖上昇を招かないようにするとよいでしょう。
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