ポケットメディカ 健康レシピ

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1 一汁三菜にする
日本人本来の“一汁三菜”は、主食としての米のごはんを中心に、汁物があり、魚料理や、豆腐・納豆などの豆料理、海藻や野菜を使った常備菜、酢の物を一緒に食べるというスタイルでした。食後血糖値を調べると、おだやかで安定した見事な低GI食になっています。そのまま糖尿病の予防・改善食にすることが可能です。
 ところが、食の欧米化が進んだことで、日本人の食事パターンは、肉や乳製品などを使った高脂肪の料理を「おかず」として大量に食べ、野菜や海藻は少しだけ付け合わせるというスタイルに変化してしまいました。すでに、米のごはんでエネルギーを十分摂取しているところに、大量の高脂肪のおかずを加えれば、エネルギー過多になるのは当たり前です。
 また、食物繊維が多い海藻や野菜には血糖値の上昇を抑える働きがありますが、精製食品が増えて食物繊維の摂取量が減ったことで、食後高血糖につながりやすくなっています。
 血糖値に問題がある場合、一汁三菜の昔ながらの食事スタイルに戻すことが、血糖コントロールにつながります。肉や乳製品をおかずにする場合も、量を少なめにすることが大切です。血圧が高めの方は、汁物は1日1回にしましょう。
楽しい食事でヘルシーライフ!
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