ポケットメディカ 救命・応急手当の基礎知識

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救命・応急手当の基礎知識
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ガス中毒をおこした


【1】ガス中毒が疑われる場合には、ただちに119番に通報する。安易に部屋に入らない。

【2】傷病者が部屋の外に出て倒れている場合は、呼吸しやすいように衣服をゆるめ、横向きに寝かせる。

・毛布などを掛けて保温し、様子を観察

・傷病者本人が歩けるといっても、歩かせない

・意識が薄れかけていたら、強く呼びかけ、頬をたたくなどして目覚めさせる

【3】意識がない、または反応が非常に鈍ければ、心肺蘇生法を救急車が来るまで続ける。ただし、二次汚染を生じるガスがあることに留意する。その場合は、救急隊や消防隊が到着するのを待つ。


上野 幸廣

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症状別の応急手当、心肺蘇生法、止血法
などが確認でき、病気やけがをした人を
救急隊員や医療機関に引き渡すまでの
基礎知識として最適です。
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